ルウ

 

男の子の主人公。5年前にある場所で目覚めたが、それまでの記憶は一切ない。自分が何者かもわからず、彷徨った挙句に行き倒れになっていた所をクレアという女性に救われる。そのまま彼女の家に居候し、共同生活を営むことに。次第にクレアのことを命の恩人というだけでなく、姉のような存在として、また何よりも大事な人として慕うようになる。

しかし3年前、突然現われた謎の男「死の右腕」によってクレアが殺害されるという事件が発生。彼女を蘇らせる事の出来る【遺産】を求めて、再び世界をさすらう旅に出る。

性格は真面目で正義感が強い。普段は落ち着いているが、クレアのことになるとやや神経質になりがちで、時には頑固な面も見せる。六角ジカのシチューが好物。
武器は巨大斧「アーク・エッジ」。重量があるため隙は多少発生するが、リーチは長く、一発ごとの攻撃力も高い。モンスターに変身するという特殊能力をもつが、何故そんな事が出来るのか、物語当初では彼自身も分かっていない。

 

ミント
女の子の主人公。東天王国第一王女にして第一王位継承者。だが性格・素行ともに余りに王女としてふさわしくない、と重臣会議によって妹マヤにその座を奪われる。当然怒り狂うも、遺産「ブック・オブ・コスモス」を操るマヤには全く歯が立たず「ならば自分も【遺産】を手に入れればいい」と考えつき、国を飛び出す。
性格はわがままで猪突猛進、一国の姫とは思えない破綻ぶりで、不意打ちや悪巧み、打算ずくの人助けなど、その行動には国を治め、国民を守る王族としての意識は欠片もない。ただ悪人というわけではなく、憎まれ口を叩きつつも、本当に困っている相手は自分の利益にならなくても見捨てられないなど、通すべき筋は通すタイプ。度を越した大食らいだが、見ただけでうろたえるほどカボチャが大嫌い。
武器は二個一対のリング「デュアル・ハーロゥ」。軽量で扱いやすく一撃の威力は低いが素早い連続攻撃が可能。デュアル・ハーロゥを発動体とし、自己流(城での魔法の授業をサボり気味だったため)の様々な魔法を操る。また、飛び蹴りは彼女の代名詞ともいえる得意技。
余談だが、彼女の大食らいは10人前は軽く食べる父親(東天王国現国王)譲りである。